まずは、この3つが分かれば相談できます
すべての寸法や材質を調べてからでなくても大丈夫です。今ある資料と、困っていることからお知らせください。
- 図面・写真など、今ある資料
- 図面・CADデータがあれば、そのままご相談ください。図面がない場合は、部品全体とすり減った箇所の写真から始められます。現物の送付は、先にご相談ください。
- 取り付け先と困っていること
- どこで何に使う部品か、穴が広がった・ガタつくなどの症状を教えてください。正常な同型品や、取り付ける相手側の写真も手がかりになります。
- 必要な数・使いたい日
- 「交換用に1個」「試作を見てから予備品も作りたい」など。追加製作・量産の希望や、設備が止まっている場合はその状況もお知らせください。
分からない項目は「不明」のままで構いません。摩耗後の寸法と、元の寸法の手がかりを分けて確認します。
すり減った寸法を、そのまま写さない
摩耗している現物だけを見ると、作り直すべき寸法を誤ることがあります。残っている手がかりと使われ方から確認します。
摩耗後の寸法をそのまま写さない
すり減った現物の寸法は、元の狙い寸法とは限りません。現状寸法と戻したい寸法を分けて確認します。
残っている健全部分を探す
反対側、未使用面、取付跡、同型部品、相手部品に残る当たり跡が元形状の手がかりになります。
相手部品と当たり方を見る
摩耗面だけでなく、接触相手、摺動方向、荷重、油・水・粉じんの有無で材質や形状の確認範囲が変わります。
次回交換まで残す情報を決める
今回だけ作るのか、定期交換用に予備品化するのかで、図面化、数量、再発注情報の残し方が変わります。
詳しい確認項目を見る(寸法・材質・使用条件など)
全部そろっていなくても構いません。分かる範囲の写真、寸法、相手部品、交換周期があると、次に必要な確認を絞れます。
| 摩耗箇所 | すり減り、穴広がり、ガタつき、歯面摩耗、表面剥離、片減りなど、困っている箇所を写真で残します。 |
|---|---|
| 元形状の手がかり | 健全部分、反対側、同型部品、古い写真、取付跡、相手部品、過去の発注情報を確認します。 |
| 測れる寸法 | 外形、内径、厚み、軸径、穴径、ピッチ、幅、長さなど、摩耗していない箇所から優先して測ります。 |
| 相手部品 | 当たる相手、軸、レール、チェーン、ローラー、ベアリング、取付面の状態を分けます。 |
| 使用条件 | 荷重、回転、摺動、速度、温度、水・油・薬品、粉じん、屋外使用、振動などを整理します。 |
| 材質・表面状態 | 金属、樹脂、ゴム、ウレタン、硬度、表面処理、摩耗粉、焼付き、腐食、膨潤などの手がかりを残します。 |
| 交換周期 | いつから使っているか、どれくらいで摩耗したか、次回停止予定、定期交換の有無を共有します。 |
| 数量・予備品化 | 今回必要な個数、予備品として持ちたい個数、次回も同じ条件で再発注したいかを分けます。 |
| 再発防止の希望 | 同じ形で戻したい、寿命を伸ばしたい、相手部品も見直したい、代替材を検討したいなどを整理します。 |
相談から製作までの流れ
作れるか、どんな確認が必要かを整理してから進めます。
図面・写真と使い道を確認
今ある資料、困っている症状、必要な数をお知らせください。受付可否と、次に必要な確認をご案内します。
測定・図面化などの作業と費用を確認
現物の測定や図面作成が必要な場合は、内容と費用を先にお見積りします。同意前に有料作業を始めません。
製作前に仕様・数量・納期を確認
摩耗後の実測寸法と、元の寸法の手がかりを分けて確認します。推定が必要な箇所や取り付け条件を整理し、仕様・費用・納期に合意してから製作へ進みます。
製作・確認・お届け
決めた確認項目に沿って製作・確認します。納期は製作だけでなく、輸送・通関等を含めてご案内します。
図面の作成と、図面データのお渡しは別の料金です。図面だけが必要な場合も、最初にお知らせください。
図面作成・お渡しの料金を見るよくある質問
摩耗後の寸法しか分からない状態でも相談できます。元形状の手がかりと使われ方を分けて確認します。
図面やCADデータがある場合も依頼できますか?
はい。お持ちの図面・CADデータからもご相談いただけます。図面どおりに作りたいのか、摩耗の状態に合わせて見直したいのかを教えてください。使用箇所や相手部品と合わせて、製作前に確認する内容をご案内します。
摩耗した部品でも同じ形に作り直せますか?
相談できます。ただし、摩耗後の寸法をそのまま再現するのではなく、健全部分、相手部品、取付跡、使用条件から元の狙い寸法を確認する場合があります。
摩耗後の寸法しか測れません。相談できますか?
相談できます。現物写真、測れる寸法、相手部品、取り付け状態、同型部品の有無を共有いただくと、追加で確認すべき範囲を絞りやすくなります。
摩耗が早い場合は材質や形状を変えられますか?
用途によります。荷重、摺動方向、水・油・熱、相手部品などを確認し、同形復刻か、材質・表面処理・形状の見直しが必要かを分けます。食品・飲料・医薬品・化粧品に直接触れる部品はお受けしていません。
次回も発注しやすいようにできますか?
可能です。写真、寸法、使用箇所、材質手がかり、交換周期、数量、前回相談内容を整理し、予備品リストや図面化へつなげる進め方があります。
1個の試作から、予備品や量産の相談もできますか?
ご相談いただけます。まず交換用の1個や試作を確認し、追加製作・予備品・量産へ進める方法も検討できます。今回と今後に必要な数を教えてください。仕様・数量・確認項目を整理し、費用とお届けまでの納期をご案内します。