継手・ねじ部品

ねじの種類の見分け方|管用ねじとメートルねじの測り方

編集:YOUTOWN合同会社

継手やアダプターを頼む前に知っておきたい、ねじの種類の見分け方です。ノギスがあれば、外径とねじ山の間隔から、ほとんどのねじは絞り込めます。

ねじ 種類 見分け方 管用ねじ サイズ 測り方 テーパーねじ 平行ねじ 違い ねじ ピッチ 測り方
POINT 1

まず測るのは「外径」と「ねじ山の間隔」

おねじ(外側にねじ山がある方)の一番太いところを、ノギスで測ります。次に、ねじ山の間隔を測ります。1山では誤差が大きいので、10山ぶんの長さを測って10で割ると正確です。

ねじの外径とねじ山の間隔の測り方、テーパーねじと平行ねじの違いの図
測る場所と、テーパー・平行の違い(説明用のイメージです)
  • 外径は、ねじ山のてっぺんからてっぺんまで。
  • 間隔がミリ単位できれいな数字(1.0、1.5など)なら、メートルねじの可能性が高いです。
  • めねじしか手元にないときは、内径と奥行き、相手のおねじの情報をお知らせください。
POINT 2

配管に多い「管用ねじ」の目安

水や空気の配管には、管用ねじが多く使われます。呼び方(1/4、1/2など)と実際の外径が一致しないのが、まぎらわしいところです。下の目安と比べてください。

  • 呼び 1/8:外径 約9.7mm、1インチ(25.4mm)あたり28山
  • 呼び 1/4:外径 約13.2mm、19山
  • 呼び 3/8:外径 約16.7mm、19山
  • 呼び 1/2:外径 約21.0mm、14山
  • 呼び 3/4:外径 約26.4mm、14山
  • 呼び 1:外径 約33.2mm、11山
POINT 3

テーパーか、平行か

管用ねじには、先に向かって少しずつ細くなるテーパーねじ(R・Rc、古い呼び方でPT)と、太さが変わらない平行ねじ(G、古い呼び方でPF)があります。テーパーはねじ自体で水や空気を止め、平行はパッキンやOリングで止めます。

  • 根元と先の外径を測って、差があればテーパーです。
  • シールテープが巻いてあった跡があれば、テーパーの可能性が高いです。
  • 平たい座面やOリングの溝があれば、平行ねじの可能性が高いです。
POINT 4

海外の機械や古い設備のねじ

輸入した機械には、アメリカの管用ねじ(NPT)やインチのねじ(ユニファイ)が使われていることがあります。見た目は似ていますが、山の角度や間隔が違うため、無理にねじ込むと漏れや破損の原因になります。

ステンレスと真鍮の六角ブッシングのイメージ
ねじ変換アダプターのイメージ(説明用のイメージです)
  • 製造国と、だいたいの年式が手がかりになります。
  • 測った数字が目安の表と少しずれるときは、別の規格を疑います。
  • 判断がつかないときは、現物をお預かりして測ることもできます。
CHECKLIST

相談前チェックリスト

  • おねじの外径(根元と先の2か所)
  • 10山ぶんの長さ、または1インチあたりの山数
  • 流すもの(水・空気・油など)と、圧力・温度の目安
  • 現物や、つなぎたい相手の部品の写真
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