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調達・発注

MOQとは

最小発注数量

MOQはMinimum Order Quantityの略で、仕入れや製作で注文できる最小数量のことです。

たとえば「MOQ 100個」と書いてあれば、100個から注文できるという意味です。1個だけ欲しいときや、まず少しだけ試したいときに、最初にぶつかる言葉です。

編集:YOUTOWN合同会社/ 更新日:

BASICS

MOQのポイント

  • 加工先やメーカーでは、1個から作れる部品と、一定数以上が必要な部品があります。
  • MOQが低くても、送料や手数料を含めると総額が高くなる場合があります。
  • 試したい数量と、将来的に必要になりそうな数量を分けて考えると判断しやすくなります。
FIGURE

数と値段の関係

注文する数が増えるほど、1個あたりの値段が下がっていくことを表した図。数が少ないうちは下がり方が大きく、多くなるとゆるやかになる
数が少ないほど、作る前の準備の費用が1個あたりに大きくのります。MOQは、作る側が無理なく引き受けられる最小の数の目安です。

なぜMOQがあるのか

物を作るときは、数に関係なく準備の手間がかかります。材料をそろえる、機械を設定する、印刷の版や型を用意する、検品する。この準備の費用を回収できる数が、MOQとして決められています。

  • 材料はまとめて仕入れるため、少しだけ買えないことがあります。
  • 機械の設定や型の準備は、1個でも100個でも同じだけかかります。
  • 海外の工場では、輸送の手間も含めてMOQが高めに決まることがあります。

MOQの計算例:数で1個あたりの値段が変わる

準備の費用が1回だけかかる場合の、分かりやすい例です(実際の値段ではありません)。準備に1万円、1個ごとの材料と加工に500円かかるとします。

  • 10個なら:(1万円+500円×10)÷10=1個1,500円
  • 100個なら:(1万円+500円×100)÷100=1個600円
  • 1,000個なら:(1万円+500円×1,000)÷1,000=1個510円
  • 数を増やすほど下がりますが、ある数から先はほとんど変わりません。必要な数と、下がり方が落ち着く数を見比べると、無理のない注文数を決めやすくなります。

MOQと「ロット」「最小ロット」の違い

ロットは1回にまとめて作る数のことです。最小ロットは、その最小の数で、MOQとほぼ同じ意味で使われます。見積書では「MOQ」「最小ロット」「最低発注数」と書き方が分かれますが、確認することは同じです。

  • MOQ:注文できる最小の数。
  • ロット:1回に作る数のまとまり。
  • SPQ:箱や袋の単位で決まる、注文の刻み(例:50個ずつ)。

品物ごとのMOQの傾向

同じ「オリジナル」でも、作り方でMOQは大きく変わります。次は一般的な傾向で、実際は内容と製作先によって変わります。

  • 既製の箱や袋にロゴを入れる:型が要らず、数十個から始めやすい。
  • 商品にぴったりの専用の箱:型が必要になることが多く、数百個からが目安になりやすい。
  • 金属の板を切る・曲げる加工や3Dプリント:型を使わないため、1個から頼めることが多い。
  • 樹脂を型に流し込んで作る成形品:型の費用が大きく、数が少ないと割高になりやすい。

MOQより少なく欲しいときの方法

MOQは交渉や作り方の工夫で下げられることがあります。1個や少量だけ欲しいときは、次の方法を検討します。

  • 既製品をもとに、ロゴ入れや色だけを変える。
  • 型を使わない作り方(切削、レーザー、3Dプリントなど)に変える。
  • まず見本だけを有料で作ってもらい、次の注文を決める。
  • 1個あたりの値段が上がることを受け入れて、少量で頼む。
  • 国内と海外の製作先を同じ条件で比べる。
FAQ

MOQのよくある質問

MOQ 1とはどういう意味ですか?

1個から注文できるという意味です。ただし1個だけの場合、準備の費用が1個に全部のるため、1個あたりの値段は高くなりやすいです。

MOQとSPQの違いは何ですか?

MOQは注文できる最小の数、SPQは注文の刻みです。たとえばMOQ 100個・SPQ 50個なら、100個、150個、200個と50個ずつ増やして注文します。

MOQは交渉できますか?

できる場合があります。値段が上がってもよい、納期に余裕がある、次の注文の予定がある、といった条件を伝えると、応じてもらいやすくなります。

1個だけ作りたいときは、どこに相談すればよいですか?

YOUTOWNでは1個・小ロットからのご相談をお受けしています。作りたい物の写真や数量をお送りください。

CONSULTATION

相談時の確認ポイント

  • 希望数量と、増やせる可能性がある数量を伝える
  • サンプルだけ欲しいのか、継続購入したいのかを分ける
  • 単価だけでなく送料、納期、検品条件も確認する
ORDER

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